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噂のsimフリー携帯とは?-メリット・デメリットと選び方
◎SIMフリー携帯とはみなさんがお使いのスマートフォンの中には、「SIMカード」という電話番号や個人の情報が記録された小さなカードが入っています。このカードが非常に重要で、スマホ本体があったとしてもこのカードがなければ通話や通信といった機能は全く使えません。
基本的にこのSIMカードは、通信キャリア(docomo、softbank、auなど)と契約した時にスマホ本体とセットで受け渡され、契約が終わるまで同じカードを使用することになります。各キャリアの携帯端末には、同じ会社のSIMカードでしか通信を利用できないようにSIMロックがかかっているため、別の会社のスマホに現在使用しているSIMカードを流用することはできません。
しかし、「SIMフリー」の携帯はそのような縛りがなく、どの回線のSIMカードでも使用できるのが特徴です。また、キャリアとの契約でよく見られる「◯年契約」といった縛りがないため、好きな時に機種変更することができるなど自由度が高いことが魅力と言われています。
◎SIMフリー携帯のメリット・デメリット
SIMフリー携帯を使用するメリットをまとめると、以下の通りです。
1.月々の利用料金が大手キャリアとの契約より安い
2.自分の好みに合わせて機体(本体)とSIMカードを選ぶことができる
3.海外旅行や出張の際、現地でSIMカードを購入またはレンタルするだけで国内と同じようにスマホを使用することができる
逆に、SIMフリー携帯を使用するデメリットをまとめてみました。
1.キャリアが提供するサービス(相談、補償など)を受けられない
2.安い端末ではネット接続が安定しないなどのトラブルが起きやすい
3.キャリアのように分割払いではないので初期費用が少し高い
◎SIMフリー携帯の価格
SIMフリー携帯と言っても様々で、iPhone並の価格のハイコストなものからプリペイド携帯並の低価格のものまであります。どの価格帯のSIMフリー携帯を購入するかは、あなたがどのようにSIMフリー携帯を使うのかによります。
(a)ハイエンド-高価格帯のSIMフリー携帯
…メイン機として使用し、通話やメールだけでなくゲームや動画閲覧などでがっつり使いたい人向け
(b)ミドルクラス-手頃な値段のSIMフリー携帯
…スマホの使用頻度がそこそこ高く、通常の携帯と同じように使えるかつコスパの良いものを探している人向け
※このページでは、2~3万円前後の商品をミドルクラスとして紹介しています。
(c)エントリーモデル-格安SIMフリー携帯
…通話やネット閲覧など、最低限の機能があれば十分な人向け。あるいはサブ機としてのSIMフリー携帯を探している人向け
また、目当てのsimフリー携帯が国内のどの回線に対応しているかどうかを確認しましょう。お手頃な値段と言っても安い買い物ではありませんから、事前にチェックしておくことが肝心ですね!
おすすめのsimフリー携帯8選
今回は、海外でも人気のおすすめSIMフリー携帯についてご紹介します。日本の家電量販店で購入するよりも安い場合もあるので是非比較検討してみてください!ミドルクラスのSIMフリー携帯が中心ですが、ハイスペックとエントリーモデルのSIMフリー携帯もご紹介いたします。Huawei(ファーウェイ)/Mate SE Factory 64GB
中国の会社ファーウェイが2018年春にアメリカで発表したばかりのSIMフリー携帯です。2160×1080FHDという高画質で、映像や写真をリアルに美しく楽しむことができます。3340mAp(ミリアンペア)という大容量バッテリーのため、動画を見ていたらすぐに電池残量がゼロに…という事態にも陥りにくいですよね。値段が手頃であるにもかかわらず、ストレージ容量もバッテリー容量も十分、デュアルレンズを搭載しているためカメラの性能も高いという優れものです。メインの機体として十分な性能を有しているため、初めてのSIMフリー携帯購入を考えている方にもおすすめです。
Honor/7X 32GB
HonorによるハイコストパフォーマンスSIMフリー携帯です。先ほど紹介したHuaweiの携帯と同様に2160×1080FHDの高画質で動画などを楽しむことができます。また、この携帯独自の機能として「Split Screen」があります。一つのアプリケーションを利用しながら、画面の下半分で別のアプリケーションを操作できるというものです。動画の再生を中断しなくても他のツールを利用できるのは便利ですよね。16+2MP(メガピクセル)という高解像度のデュアルレンズカメラと3340mApの大容量バッテリー、さらにデュアルSIM対応という高性能なので「ハイ」コスパというのも納得ですよね。こちらもメイン機としておすすめしたいSIMフリー携帯です。
Motorola(モトローラ) /Moto G6 64GB
Motorolaから2018年4月に発売されたSIMフリー携帯です。チップセットにSnapdragon450を搭載しているので処理能力が高く、サクサク動くので快適にネットサーフィンを楽しみたい方におすすめです。また、メインカメラは1200万画素と5万画素のデュアルレンズを使用しています。さらに、このSIMフリー携帯は携帯を振ったりひねったりする動作でカメラの起動や切り替えができる「Moto エクスペリエンス」という独自の機能を搭載しています。MotorolaからはこのSIMフリー携帯以外にもハイミドルクラスとエントリーモデルのスマホもそれぞれ発売されています。
Samsung /Galaxy J7 Prime 32GB
韓国のSamsungが2016年に中国で発表したミドルクラスのSIMフリー携帯です。1080×1920ピクセルのFHDで発売から2年が経過していますが最新のsimフリー携帯と比べても引けを取らない高解像度です。バッテリーも3300mApとたっぷり大容量、指紋認証機能もついていて安心です。
全体的にソツがない優等生のようなSIMフリー携帯で、メイン機としてもサブ機としても十分使える性能です。
BLU/R1 HD Cell Phone 16GB
また、アメリカやカナダによく旅行などで滞在する方であれば、4GLTE回線が使えるため現地では日本国内よりも快適にネットサーフィンができます。 通話・通信用のサブ機として使えるSIMフリー携帯を低コストで手に入れたいと思っている方におすすめの商品です!
NUU /Mobile G3
香港のスマートフォンメーカーNUU Mobileから2018年に発売されたSIMフリー携帯です。ストレージ容量は安心の64GB、13MP+5MPのデュアルレンズのメインカメラも安定の高画質です。
このSIMフリー携帯はインカメラも13MPという高画質なので自撮りを楽しみたい人にもおすすめですまた、指紋認証機能だけではなく最新の顔認証システムを搭載しているので面倒なパスワードの確認作業からも開放されますね。
メイン機としても使用できますし、旅行の時にカメラを兼ねて持って行くサブ機としても非常に優秀なので万人におすすめできるSIMフリー携帯です。
Unihertz /Jelly Pro 16GB
「世界最小のスマートフォン」として中国のUnihertzが発表した、超小型のLTE対応SIMフリー携帯です。その小ささはまさに手のひらにすっぽり収まるサイズ。
画像の解像度は240×320ピクセル、内蔵バッテリーは一般的なスマートフォンの約3分の1(950mAp)などまさにミドルクラスのSIMフリースマホの「ミニ版」と言えるでしょう。
通話やメール、ネット閲覧には全く困らない機能を有しているためサブ機としての有用を考えればお買い得な商品です。また、メーカーはその小ささを生かしたポータブル音楽プレーヤーとしての使い道も推奨しています。
Essential Phone /128GB
Androidの生みの親が独立してから手掛けた、ハイエンドクラスのSIMフリー携帯です。
チタンとセラミックを使用した美しいボディにsnapdragon835+4GB RAMなど高性能なチップを使用したリッチなものとなっています。さらに、別売りの360度カメラ用レンズを入手して取り付ければ、4K並みの立体感あふれる高画質の映像が撮影できます。お値段は一般的なミドルクラスのSIMフリー携帯に比べてやや高めですが、この性能を見るとそこまで違和感はありません。
チップの性能が高いうえに128GBという大ボリュームのストレージ容量なので、メイン機として利用しながらもデータ量の多いゲームなども楽しみたい方におすすめです。