できたてのあつあつ料理や、ホームパーティなど大勢でわいわい食卓を囲んだりする際になにかと重宝するホットプレート。シンプルな機能ながら、アイディア次第で、料理をより楽しく、より簡単にしてくれる便利なアイテムです。
そんなホットプレートにはどんな種類があり、どんなものがおすすめなのでしょうか。そこで今回は、選び方のポイントを機能別にご紹介しながら、家庭に合わせたおすすめの商品をランキング形式でお届けします。
ホットプレートの種類
ひとくちにホットプレートといっても、使う人数によっておすすめのものが違ってきます。
スクエア型(3~6人向け)
鉄板の面積が広いので、一度に焼ける量が多く、大人数で使うのにおすすめです。家族や友達とわいわい食卓を囲むときには、こちらのタイプを選ぶと良いでしょう。
広い鉄板を使って、お好み焼きや焼きそば、パエリアなども美味しく作ることができます。面積が十分にあるので、お好み焼きなど余裕ももってひっくり返すことができます。
またたこ焼きプレートがあれば、一度にたくさんの数を焼くことができますね。
ラウンド型(1~3人向け)
スクエア型に比べると焼ける面積は少々狭めなので、少人数用におすすめです。以前はホットプレートといえばラウンド型が主流でしたが、使い勝手の良さからスクエア型に移行しつつあります。
とはいえ、ラウンド型はお手軽価格で手に入れることができ、まだまだ根強い人気があります。
最近ではプレートの入れ替えることで、深さがあるグリル鍋と兼用しているタイプもあります。深さがあれば、鍋やチーズフォンデュなどもでき料理のレパートリーが広がりますね。
選び方のポイント
使う人数に合わせて形を選んだら、さらに細かく使用用途合わせて選ぶ方法がおすすめです。選ぶポイントは以下の3つです。
加熱方式
熱を加える方式には主に2種類があります。ここで紹介するIH式ですが、加熱方式とは違い、一部のメーカーのみ販売しているのが特徴です。
IH式
電磁波を熱に変えて加熱する方式です。焼きムラが少なく、鉄板表面を安定して温めることができるというメリットの他にも、お手入れがヒーター式に比べると手軽です。IH対応の鍋を使えば、卓上コンロの代わりにもなるので使い勝手が良く、幅広い料理に対応できる製品が多く販売させています。
ただIH方式の製品はラインナップがそこまで多くないのと、高価な商品も多いので多機能で便利なものが欲しい方、予算に余裕のある方におすすめのアイテムです。
ヒーター式
プレートの下のヒーターを使い、直接加熱する方法です。ヒーターの配列によっては、焼きムラができることがあります。
しかし、お手頃価格で購入ができるので、使用頻度が少なめの人にはおすすめです。販売されている種類も多いので、好みのものを探しやすくなります。
プレートの種類
付属もしくは別売のプレートを使えば様々な料理に活用することができ、バリエーションが増えプレートを存分に楽しむことができます。プレートと特徴と、それぞれのおすすめ料理も一緒にご紹介していきます。
フラット
ホットプレートの基本のプレートです。お好み焼きはもちろん、やきそばや野菜炒めなどの炒め料理と使い勝手は抜群です。1度にたくさんの量を作ることができるので、アイディア次第で、パーティー以外でもフライパンと同じように使うことができます。
波形
余分な油をカットできるので、焼肉などに向いています。ヘルシーで健康に気遣いつつ焼肉を食べたい人にはぴったりのおすすめプレートです。
たこ焼き
大勢で家で食事をする際に大活躍なたこ焼きプレート。ホットケーキミックスを使えば、かわいらしいお菓子を作ることができます。オイルを入れてアヒージョなどもおすすめです。
深型
プレートに深さがあれば、鍋やすき焼きなどもでき冬場の食卓を温かく美味しくしてくれます。ラウンド型は「グリル鍋」という名前で売られていることもあり、大学生の少人数のパーティーにも使い勝手抜群です。
片付けのしさすさ
本体からプレートを取り外すことができると、片付けの際のとても簡単にお手入れすることができます。片付けに手間がかかると、だんだん使うのがおっくうになり、使用頻度か下がってしまいます。できるだけパーツごとに取り外しすることができ、簡単に片付けができるものを選びましょう。
また、鍋やフライパンと同様に、プレートにフッ素加工がされていると、汚れもこびりつきにくく、洗いやすいのでおすすめです。
ホットプレートおすすめランキング【スクエア型】
ホームパーティなど、大人数向けのスクエアタイプのホットプレート。大きさは商品によって異なります。テーブルの上に置いたときの使い勝手も事前に確認しておきましょう。
5位
BRUNO コンパクトホットプレート
ポップなカラーリングで見た目にもかわいらしいホットプレートです。250度まで温めることができる本格派。フラットプレート、たこ焼きプレートがついています。パッケージにはかわいいイラストつきなので、プレゼントにも喜ばれそうです。カラー展開も豊富な人気商品です。ぜひお気に入りのカラーをチョイスしましょう。
4位
パナソニック IHデイリーホットプレート
焼きムラを少なく、均等に火を通すことができるIH型。プレートを外せば、2口のIH調理器としても使える便利なホットプレートです。左右のプレートで異なる温度設定ができる画期的なシステムを採用しています。さらに美しいデザインとホワイトカラーで、テーブルを明るくてくれます。やや金額は高めですが、多機能で色々な料理に使いたい人におすすめの1台です。
3位
Excelvan コンパクトホットプレート
スクエア型の中では、比較的コンパクトな製品です。プレートは取り外し可能でセラミック素材の深鍋つきなので、すき焼きや鍋料理も楽しむことができます。サーモスタットや、すぐに外れるマグネット式のコンセントなど、安全性にも考慮しています。ペットや小さなお子様がいる家庭にもおすすめです。
2位
アイリスオーヤマ ホットプレート
フラットプレートに加えて、大玉のたこ焼きが24個焼けるプレート、焼肉の油を落としてくれるヘルシーな網焼きプレートがセットになっています。フッ素加工のプレートは汚れがこびりつきにくく、お手入れも簡単です。大勢でたこ焼きパーティしたい方には最適の製品になります。
1位
タイガー ホットプレート
傷に強く、遠赤効果も高い、セラミック入りのフッ素加工は、こびり付きを防いでくれます。ヒーターまで取り外せる、完全分離型なので、お手入れにはとても便利です。延長コードを使わなくても置き場所に困らない、3メートルのロングコードもチェックポイントです。買うアイテムに迷ったらこちらがおすすめです。
ホットプレートおすすめランキング【ラウンド型】
ラウンド型は、深めのプレートがついたグリル鍋と兼用タイプが増えてきています。ホットプレートではなく、グリル鍋という名前で売られていることもあります。鍋料理をする予定があれば、1台で複数の使い方ができるこれらのホットプレートがおすすめです。
5位
杉山金属 焼肉プレート 消煙グリラーヘルシートーク
水受け皿を利用した消煙機能がうれしいコンパクトなホットプレートです。1200wのハイパワー加熱で食材の旨みをしっかりと閉じこめてくれます。焼肉はもちろん、魚の干物やみりんを焼くのもおすすめです。
4位
イワタニ カセットガスのグリルパン ビストロの達人Ⅱ
カセットガスを利用した、マルチに使えるホットプレートです。焼く、煮る、蒸す、炊く、鍋物、無水料理まで幅広い調理方法に対応しています。プレートを外せばカセットコンロとしても使用可能。やや深めのプレートは、グリル鍋としても活躍してくれます。1台で何役もこなてしてくれる優れものです。便利なレシピ本付きなので、あまり料理が得意ではない人にもおすすめです。
3位
マーブルホットプレートミニ
少量の料理にはぴったりの、コンパクトサイズのホットプレートです。傷がつきにくく、焦げ付きにくいマーブル3層コーティングを採用。普段使いにもおすすめです。焼肉や、お弁当のおかず作りにも活躍してくれそうです。
2位
象印 グリル鍋(ホットプレート)3枚タイプ あじまる
焼肉プレートとすき焼きプレート、土鍋風なべの3つの使い方ができます。土鍋風なべは、キッチンのガスコンロでも使えるので、事前に温めておけば時間短縮につながります。プレート面より高い位置に設置した本体ガードで、安全性にも考慮しています。
1位
山善(YAMAZEN) ホットプレート
ガラス蓋つきのシンプルなホットプレートです。つまみを回すと温度調整ができ、保温から230度まで設定が可能です。もちろんしっかりとフッ素コートも施されています。お手頃価格で、シンプル機能。コストを抑えたい人にはおすすめの1台です。
まとめ
ホットプレートはホームパーティが楽しくなる便利なアイテムです。たこ焼きプレートは盛り上がり必須なので、ぜひ抑えておきたい1枚です。また、お手入れのしやすさを考慮すると、やはり取り外して洗えるタイプがおすすめです。
出来たて料理をすぐ食べられるのは、ホットプレートの醍醐味です。ひとりでのんびりするのもおすすめですし、大勢でわいわいするのもよいですね。ホットプレートでぜひ焼きたてあつあつを楽しみましょう。