3Dプリンターは金属に対応しているので、作りたいイメージの仕上がりもプロ機ならば更に本格的に作成が出来るモデルも誕生していて本格的に作りたいイメージ通りのものができるようになってきています。
そんな3Dプリンターですが初めて購入を考えている方は、どんなものを選べばいいのか、そもそもどんな楽しみ方をすればいいのかわかりませんよね。そこで今回は初めての方でも楽しめる3Dプリンターの選び方からおすすめの製品を人気で口コミ評価の高いものを集めて紹介させていただきます。
海外メーカーから国産メーカーの3Dプリンターがリリースされていますが、特におすすめの商品を集めたので是非参考にしてください。
3Dプリンターの楽しみ方と商品選びのポイント
3Dプリンターは様々な造形が可能となりフィギュアや趣味にあったものを自由に作成することができます。3Dプリンターはアルミなど金属にも対応した製品もあり、メタルプリンターとしても利用することができます。慣れてくれば金属をイメージ通り形状化することで新たな製品の部品として使用したり、ガンダムなどのフィギュア用にパーツを作り、リアリティあふれるものまで制作することができます。
しかし、はじめから完成度の高いものを作れる3Dプリンターを選んでしまうと挫折してしまうことも・・。そのため、最低でもすでに組み立ててある3Dプリンターを選びましょう。ここからは購入前に注意して頂きたい選び方のポイントを4つにまとめたので参考にしてくださいね。
ビルドサイズ(造作可能な大きさ)
3Dプリンターは、製品できる製品の寸法によって大きく性能が異なります。製品によって、データから3DCAD、3DCGデータを形状化していき子供用のおもちゃや、フィギュアの製作も可能で、その他にも工業用部品や各種のアートの制作もできる3Dプリンターもあります。また、3Dモデリングがあればコンピュータグラフィックを形状化してCADデータで書き出し可能です。初心者の方にはまずスマホケースなどが作れるお手頃な3Dプリンターがおすすめ。比較的手に入りやすくなり、価格帯がリーズナブルになってきているので趣味としてはおすすめです。中には業務用で人間の体くらいの造形ができるモデルもあるのでとても奥も深いです。
オートキャリブレーション機能の有無
オートキャリブレーション機能とは簡単に言うと、作成される製品の素材が乗っているベットを水平に保つ機能のことです。3Dプリンターは長期間使っているとレールの摩擦などによってベットに傾きができることがあります。その際には手動でレールやベットをネジ等で調節する必要があります。そのため、そういった難しい作業は避けたい方にはオートキャリブレーションは必須の機能と言えます。素材
さきほども紹介しましたが、3Dプリンターは加工できる素材によっても機器の種類が違ってきます。大きく分けるとこちらの3方式に分けることができます。・熱溶解積層方式
熱溶解積層方式は一般的な造形方式でヒーターで樹脂を溶解しながら、アルミニウムなどの金属が加工できる方式です。その他にも銅などにも対応し、工業用部品の開発に向いています。金属プリンターは精度が高いのでイメージをそのまま形状化していくことができます。家庭用3Dプリンターの中でも本体が低価格な商品は多くが熱溶解積層方式を採用しています。・光造形方式
光造形方式はその名の取り光を駆使して造形をしていく手法です。上部から照射する方法と透明の底部から照射する方式に別れます。光を照射して硬化していくので、レーザーで断面が露光となり繰り返し作業をして形成していく手法です。・粉末焼結方式
粉末焼結方式は粉末を噴射して形状を造形していく手法です。優れた点として後に着色しやすいというメリットを持っています。粉末焼結方式は高精度の造形が可能で今までになかったアイデアを形状化していくことが可能です。最近ではコンピューターグラフィックで作ったデータ等複雑な形状を書き出し可能となり、世界的なアーティストの活動でも貢献しています。今まで時間がかかっていた書き出しも高速で立体化が可能で、樹脂素材を含めて金属までも対応していますので、おもちゃや機械のパーツを制作することも出来ます。上級者の方の期待に答える精度の高い3Dプリンターも増えてきました。
フィラメント次第で制作の幅が広がる
フィラメントは3Dプリンターで利用する素材の名称です。基本的な素材はプラスチックからABS樹脂などがあり、3Dプリンターに3DCAD、3DCGデータを読み込んで製作を可能としているので今や3Dプリンターは制作現場やゼネコンメーカーでも導入されているほどです。ABS樹脂等は建物のミニチュアを作成したり、家のモデルハウスの制作にも利用され、十分に長持ちする素材でもあります。
使いやすいだけでなくどんな時も柔軟にアイデアを形にすることができ、今後共多くのアーティストから支持されるであろうテクノロジーが詰まっています。3Dプリンターは建築家にとっても魅力的な製品であり、様々な企業、現場で導入されています。
ここまでの選び方を参考にして頂ければ、自分に合った楽しめる3dプリンターを購入できると思います。ここからは、初心者でも気軽に始めやすいコストを抑えた3Dプリンターと、ちょっと凝ったものを作ってみたい方におすすめの製品を紹介していきます。
アマゾンでも口コミが高く、人気製品を集めたので是非参考にしてくださいね。
初心者におすすめ3Dプリンターランキング
5位 QIDI TECHNOLOGY
新世代3Dプリンター:X-one2
参考価格 | 39,900円 |
加熱方式 | FDM方式 |
オートキャリブレーション | 無 |
ビルトサイズ | 140×140×140mm |
4位 XYZプリンティング 3Dプリンターダヴィンチmini
参考価格 | 39,073円 |
加熱方式 | 熱溶解樹脂積層方式 |
オートキャリブレーション | 無 |
ビルトサイズ | 150×150×150mm |
3位 JGAURARO A3 3dのデスクトップ・プリンター
参考価格 | 39,999円 |
加熱方式 | – |
オートキャリブレーション | – |
ビルトサイズ | 200×200×180mm |
2位 FLASHFORGE PLA1リール付き
参考価格 | 49,800円 |
加熱方式 | – |
オートキャリブレーション | 有 |
ビルトサイズ | 140×140×140mm |
1位 スマートライフ研究所 M3D The Micro
参考価格 | 44,260円 |
加熱方式 | 熱溶解樹脂積層方式 |
オートキャリブレーション | 有 |
ビルトサイズ | 113×109×74mm |
高パフォーマンスな上級者の人気の3Dプリンターランキング
5位 ムトーエンジニアリング Value 3D MagiX MF-1000
参考価格 | 99,800円 |
加熱方式 | FDM |
オートキャリブレーション | – |
ビルトサイズ | 20×20×17cm |
4位 オープンキューブ SCV-X4-BK
参考価格 | 123,624円 |
加熱方式 | 熱溶解積層方式 |
オートキャリブレーション | – |
ビルトサイズ | 180×140×100mm |
3位 Robox デスクトップ3Dプリンター
参考価格 | 159,800円 |
加熱方式 | 熱溶解積層方式 |
オートキャリブレーション | – |
ビルトサイズ | 210×150×100mm |
2位 FLASHFORGE Inventor2
参考価格 | 79,800円 |
加熱方式 | FDM |
オートキャリブレーション | 有 |
ビルトサイズ | 150×140×140mm |
1位 日本3Dプリンター UP Mini2
参考価格 | 110,550円 |
加熱方式 | 熱溶解樹脂積層方式 |
オートキャリブレーション | 有 |
ビルトサイズ | 120×120×120mm |