そこで今回は、打ちやすいボールを比較するための知識を含め、テニスを始めたての初心者から世界最高峰の大会でプロが使っている人気のテニスボールまで紹介していきます。
きっと、楽しくテニスが上達できるテニスボールが見つかるはずです。では、ボールを比較する為の基本知識から押さえていきましょう。
基礎~テニスボール比較する知識~
テニスボールには大きく分けて、「プレッシャーボール」と「ノンプレッシャーボール」があります。それぞれの特徴を知って、自分に合ったテニスボールを選んでください。プレッシャーボール
プレッシャーボールは部活動やテニススクールなど、一般的に多くの方が使っているテニスボールです。使っているうちに空気が抜けてだんだん弾まなくなってきますが、打感が良く経験者のほとんどの方が使っているテニスボールです。ノンプレッシャーボール
ノンプレッシャーボールはコスパに優れ、友達で気軽に集まってテニスする時や、個人で練習するのに「できるだけコストを抑えて、多く球を打ちたい!」という初心者の方におすすめのテニスボールです。ただしあまり精度は良くないボールが多いので、打つボールによって打感が全然違います。テニスがうまくなりたいという方には、できるだけプレッシャーがおすすめです。テニスボールの種類についてお伝えさせて頂きましたが、「練習用にプレッシャーボール買おうかな?」という方も多いのではないでしょうか?
そこで次の章からはテニスが上達したい方に、各メーカーのテニスボールを比較しながら練習に適したテニスボールを紹介していきます。
おすすめ厳選
世界的に人気なウィルソンのテニスボール
「Wilson Championship Regular Duty Tennis Ball 」
シカゴに本社を置くウィルソンは、ご存知の通り世界的に有名な総合スポーツ用品のメーカーです。ロジャー・フェデラーや錦織圭など名だたる選手がウィルソンの製品を愛用しています。そんなウィルソンのテニスボールも世界中で使われており、各国で圧倒的な人気があります。こちらのテニスボールは人気なウィルソンだけあって、打感も軽く打ちやすいボールで価格も高くありません。社会人のちょっとした休日のテニスの練習球におすすめのボールになります。
優れたブランドHEADのテニスボール
「Penn Championship Extra Duty High Altitude Tennis Ball」
ウィルソンに続いて世界的なトップスポーツブランドであるHEAD。世界的なスキー選手やテニスプレーヤーに支持されている革新的な技術力を持ったブランド。ヘッドのPENNシリーズのテニスボールは海外では使っている人が多く、少し打感が硬いのが特徴です。大学のサークル活動や部活動の練習におすすめのテニスボールになります。
HEADの最新の技術の詰まったHEADのテニスボール
「 ATP Tour Tennis Balls」
ヘッドの独自の技術力により、従来のテニスボールよりも耐久性が高く、長く練習に使うことができるテニスボールです。ATPワールドツアーでも利用され、その品質は国際的にも認められています。軽く打ちやすい打感に加え、安定したバウンドとテニスを気持ち良くさせてくれる製品です。ナイターで比較プレイおすすめ
「Penn Pink Championship Extra Duty Tennis Ball」
テニスボールの色と言えば、黄色が一般的です。しかし、黄色いボールはナイターテニスの時に見えづらくありませんか?このボールはピンクという斬新な色で、ナイターでのテニスをボールを見えやすくしてくれます。オムニコートでは、コートとボールの色が全く違うのでボールを探す際にも便利です。冬のナイターでも、快適にテニスすることができるおすすめのボールになります。世界のグランドスラムで使われているテニスボールを比較!
グランドスラムとは、国際テニス連合が定めた世界最高峰のテニストーナメントです全部で4つの大会があり「全豪オープン」、「全仏オープン」、「ウィンブルドン」、「全米オープン」です。どの大会も大人気。この章では、そんな世界大会で使われているテニスボールを紹介していきます。全豪オープンで使われている
「Wilson Australian Open」
全豪オープンは毎年1月にオーストラリアで開催される1番最初のグランドスラムです。全豪オープンは他のグランドスラムと比較すると、どのコートよりもバウンドが高く、表面が硬い為、身体に負担が大きくかかってしまうハードコートです。こちらのボールを使い、球が跳ねやすく、速いボールになるハードコートでプレイすれば、全豪オープンを再現することができます。暑い夏にハードコートで試合をする際にはおすすめのテニスボールです。
全仏オープンで使われている
「Babolat French Open All Court Balls」
全仏オープンはシーズン唯一のクレーコートで行われる大会。芝やハードコートと比較すると、テニスボールが遅く返ってくるクレーコートは軽すぎない、手応えのある打感のバボラのボールがおすすめです。クレーコートで練習を行っている学生に試合の際に使ってもらいたいおすすめのボールです。ウィンブルドンで使われる
「Slazenger Wimbledon Official Tennis Balls」
全英オープン(ウィンブルドン)は、テニスボールに細かい変化が生じる芝のコートで行われます。大会では、「紳士である」という理由で、強制的に白いウェアの着用が義務付けられて選手は大会に望みます。友人を集めて、このボールと白いウェアを着てウィンブルドンを再現してみませんか?全米オープンで使われる
「Wilson US Open Extra Duty Tennis Ball」
テニスの経験者で大会に出場されていた方は、この4つのボールの中で一番馴染みの深いボールではないでしょうか。日本の学生大会にもよく使われるこのボールは打感が良く、非常に打ちやすいのが特徴です。このボールが使われるUSオープンは、大会の中でも観客動員数、賞金総額ともに世界最大です。次世代の錦織圭選手になるべく今から試合、練習で使ってみてもいいかもしれません。