電気ストーブは小型で軽量化されているものが多く、キッチンや脱衣所の狭い場所でも使うことができ、スイッチ1つですぐに暖かくなるので寒い冬場には大活躍するおすすめの家電です。
しかし、忘れてはいけないのは「電気代」。エアコンや石油ストーブに比べると消費電力が多いので実際に使ってみると電気代の高さに驚くことも・・・。
そこで今回は、おすすめの電気ストーブの種類から省エネ性能が高く、デザインやコスパ、安全性に優れた製品を厳選して紹介していきます。是非参考にして、今年の冬を快適に乗り切ってくださいね。
Contents
寒い冬場のおすすめの電気ストーブの種類とは
家電量販店に行けば1つのスペースに様々なメーカーで開発されたおすすめの製品が所狭しと並んでいます。それもそのはず、電気ストーブには8つの種類があり、それぞれの製品で大きく機能面が違ってきます。ただ、私がおすすめする電気ストーブは「カーボンヒーター」「グラファイトヒーター」「シーズヒーター」です。その理由も含めて1つずつ製品を見ていきましょう。
ニクロム線電気ストーブ
石英管にニクロム線を入れて熱源とした電気ストーブ。構造が簡単な為安価なものが多いですが、暖かくなるまでに時間がかかり暖房効率も悪いので電気代が高くなってしまいます。本体価格がリーズナブルなものが多いですがトータル的に考えるとあまりおすすめできません。
ハロゲンヒーター
発熱体をハロゲンランプとして使っている電気ストーブです。ハロゲンランプとは車のヘッドライトにも使われている最も一般的な光源になります。ハロゲンランプは近赤外線を多く放出しますが、近赤外線はカーボンヒーターの放出する遠赤外線よりも人体に吸収されにくく、遠赤外線のヒーターよりも暖まりにくいです。そのため、あまりおすすめしていません。
カーボンヒーター
カーボン(炭素繊維)をガラス管で囲い発熱体とした電気ストーブ。人の身体を直接暖めるのに適した遠赤外線を多く放出するので、肌寒さを感じる洗面所や脱衣所、キッチンなどのスペースでの利用に最適です。カーボンヒーターはハロゲンヒーターの約2倍の暖かさとも言われており、少ない消費電力でも十分に身体を暖めてくれます。どこでもすぐに暖めることができ省エネなので、脱衣所やキッチン、ワンルームの1人暮らし方にカーボンヒーターはおすすめです。
グラファイトヒーター
カーボンの中でも黒鉛を使っている製品をグラファイトヒーターと言います。グラファイトヒーターはカーボンヒーターに比べ遠赤外線の放出量も多くより早く身体を温めてくれます。エアコンだと部屋が乾燥して困っている方や、既存の暖房器具では部屋が暖められない方にグラファイトヒーターはおすすめです。デザイン性も良くおしゃれなものも多く販売されているので部屋のインテリアとしても申し分ありません。
ただ、高性能なのでカーボンヒーターよりは価格が高くなってしまいます。部屋を乾燥させたくない、リビングがエアコンだけでは物足りない方におすすめです。
シーズヒーター
ニクロム線ニッケルとクロムでできた合金を特殊な金属管に入れて、酸化マグネシウムなどの絶縁体を充填させた電気のストーブ。簡単に言うと水や衝撃に強く、耐久性の高い製品です。セラミックコーディング技術で遠赤外線の放出量も多いので、暖かさも抜群。
しかし、ほかの電気のストーブに比べすぐに暖まらないので、洗面所など即暖性を求められるところではおすすめできません。キッチンでの水回り仕事や長く電気ストーブを使って行きたい方におすすめです。
ここまで説明させて頂いたように、電気ストーブは消費電力ではなく発熱体の種類や素材によって異なってきます。その点を踏まえて私がおすすめするのは、以下の3つです。
「カーボンヒーター」
「グラファイトヒーター」
「シーズヒーター」
あとでこの3つのおすすめ電気ストーブを紹介させて頂きますが、その前に電気ストーブの選び方のポイントを紹介しておきましょう。
おすすめ電気ストーブの選び方のポイント
電気ストーブを使う際に1番注意して頂きたいのが電気代です。以下の表に一般家庭の電気料金の平均である「1kw/h=約23円」をもとに試算表を作成しました。契約の電気会社によって料金は異なってくるのであくまで目安として捉えてください。消費電力 | 利用時間 | 消費電力 | 月々の電気代 |
500w(弱) | 3時間 | 1.5kw | 1,035円 |
500w(弱) | 6時間 | 3kw | 2,070円 |
1000w(強) | 3時間 | 3kw | 2,070円 |
1000w(強) | 6時間 | 6kw | 4,140円 |
表からわかるように寒い冬に帰ってきてから練るまでの6時間くらいを強でつけることを考えるとかなり電気代が高くなることがわかると思います。
弱で利用していたとしても今の電気代より約2,000円高くなることを考えると電気ストーブ選びは省エネのものを選ぶに越したことありませんよね。電気ストーブを選ぶポイントは2つです。
ポイント1 温度調節機能
省エネを考え電気ストーブを選ぶなら、温度調節機能が2段階のものよりも5段階など細かく選べるものがおすすめです。細かく調節できれば部屋の暖まり具合に合わせて節電ができるので効果的です。特に部屋のリビングなど人の出入りが多く、温度が変わりやすいところではこちらの機能がおすすめです。
ポイント2 最新の機能で選ぶ
最近の電気ストーブには、「人感センサー」「ゆらぎ運転」など省エネ・節電に効果的な機能が搭載されているものがあります。中でも人感センサーはその名の通り人の動きで自動的にオンオフをすることができ、ゆらぎ運転では体感温度を察知して温度調節をしてくれるので、快適かつ省エネで部屋を暖めることができます。最新家電に興味がある方は是非チェックしてください。
ここからはおすすめの電気ストーブを「カーボンヒーター」「グラファイトヒーター」「シーズヒーター」をそれぞれランキング形式で紹介していきます。
カーボンヒーター人気ランキング
ランキング3位 安全性に優れた トヨトミ EWH-CSS100H
1年保証で日本製なので安心安全第一の方におすすめの製品。
ランキング2位 省エネ性能の高い コロナ CH-96R
さらにECOモードを採用することにより無理なく節電することができ経済的です。カラーも4色から選ぶことができ、部屋に合わせたコーディネートを楽しめます。
ランキング1位 コスパの良い 山善 DC-S097
450Wと900Wの2段切り替えしかできませんが、「転倒OFF」の機能、「自動首振り」機能など最低限必要な機能を搭載した製品です。
一人暮らしの方にもおすすめのコスパに優れた電気ストーブです。
グラファイトヒーター人気ランキング
ランキング3位 コスパに優れた アラジン AEH-G102N
スイッチを入れればすぐに暖かくなるので、冬の朝には毎日大活躍。1万円以下とは思えない性能に加え、4段階の温度調節機能の付いたコスパの高いおすすめ電気ストーブです。
ランキング2位 デザイン性の高い KOIZUMI KKS-0643
温度調節は300wと600wと2つの設定しかありませんが、それ以上に価格的メリットも大きいので学生や一人暮らしの方に大人気の製品です。
ランキング1位 最高に高機能 AJ-G9DF
日本製のグラファイトヒーター搭載で朝の寒いキッチン、洗面所でも瞬時に暖めることができます。
また、チャイルドロック機能に加え、自動OFFタイマー、カーテンやお子さんの接触時に自動センサーで電源をOFFにしてくれる機能が搭載され、安全性能はトップクラスです。省エネ「ECO運転モード」も搭載されており、すべての機能を兼ね揃えた最高の電気ストーブになります。
シーズヒーター人気ランキング
ランキング3位 狭いスペースに最適 DAIKIN ERFT11RS
高品質な空気清浄機やエアコンで有名なメーカーダイキン。暖房器具でも高い技術力で便利な電気ストーブを多く開発しています。その中でもおすすめの電気ストーブがこちら。リズムモード・センサーモード・即暖モードと状況に合わせて最適な運転をできるだけでなく、チャイルドロックや転倒保護機能なども兼ね揃えた使い勝手のいい電気ストーブです。
セラミックコーティングがされているので湿気の多い脱衣所、洗面所でも安心して長く愛用することができます。
ランキング2位 コスパを求めた APIX ASH-980
ランキング1位 省エネ性能際立つ エスケイジャパン SK-FX1200
こちらの電気ストーブは首を90度回転させることで、暖めたいエリアを考えながら運転することができます。省エネ性能も高くおすすめの1台です。