音響機器に詳しくない人でも、どのような点を見極めればいいのかポイントまとめていますので安心してください。もちろん、おすすめのホームシアターもご紹介。高コスパなものから、こだわりのものまでジャンル別でランキング発表します。この記事を読み終わる頃には、きっと買うべきホームシアターが決まっているはずですよ。
Contents
ホームシアターの基本知識
ホームシアターを選ぶにも、その特徴や種類がわからないと始まりませんよね。ここでは、まずホームシアターがどのようなものかを簡単にチェックしましょう。ホームシアターとは
ホームシアターとは、自宅に居ながらにして映画館のようなサウンドを味わうための音響システムです。左右のスピーカーだけで音を聞くテレビとは違い、ホームシアターでは「サラウンド」という方式で前後左右から音に囲まれるため、臨場感や迫力が楽しめます。このサラウンドの立体的な音響効果を生み出すための機器がホームシアターです。種類
ホームシアターにはいくつかの種類があります。シンプルなものならバ―タイプの「シアターバー」と呼ばれるものです。基本的には本体1台のみでサラウンドを作り出すので、手軽に薄型テレビの音質を高めるのにはおすすめです。逆に部屋をちょっとした「ミニシアター」にしてしまう場合、天井にもスピーカーを埋め込むなど簡易工事が必要な場合もあります。一般的に「ホームシアター」とされるものは、いくつかのスピーカーと1つの重低音スピーカーによってパッケージングされた音響システムをさします。
スピーカーの数はチャンネル数によって変わり、たとえば「5.1ch」なら前の左右2つ、前の中央に1つ、後ろの左右に2つ、サブウーハー(重低音スピーカー)1つの合計6つで組まれます。
こんな人におすすめ
パッケージタイプのホームシアターは、シアターバーよりもハイクオリティーなサウンドを楽しめるのが魅力。しかも工事をする必要もなく、テレビに接続するだけで使用できます。つまり「リーズナブルかつ本格的で簡単」に導入できるため、初めてホームシアターを購入する人にはおすすめです。もし「予算を1~3万円で抑えて満足できるサラウンドにしたい」「メインルームにはパッケージタイプがあるから別の部屋でテレビの音声だけクリアにしたい」などの場合は、シアタバーがおすすめです。
ホームシアターを選ぶポイント
ここでは、パッケージタイプのホームシアターを選ぶ上で絶対に押さえておきたいポイントを解説しますので、ぜひチェックしてくださいね。部屋の広さ
人気のスピーカー構成は「2.1ch」「3.1ch」「5.1ch」です。これらの目安は「2.1ch」「3.1ch」なら6畳、「5.1ch」なら8~10畳がいいでしょう。よりチャンネル数の高い「7.1ch」なら10~12畳が目安です。接続
音響システムを導入するとき、どうしても「接続が難しいのでは?」と不安になりますよね。いくつか種類はありますが、どれも簡単にできますので具体的に紹介しましょう。・HDMI
テレビなどの映像機器に用いられるケーブルです。これ1本を差し込むだけで映像と音声を一緒に伝送します。「ARC対応」の場合、テレビの電源や音量調整もできるのでリモコンの数を増やしたくない人にはおすすめです。・音声端子
音声を伝送する「光デジタル」や「同軸」などです。こちらも差し込むだけですが、HDMIほどの高音質は出せないため、ハイクオリティーサウンドを求めるならHDMI対応のものがおすすめです。・Bluetooth
Bluetoothとは近距離で無線通信をする機器です。これに対応していると、スマートフォンやパソコンに溜めた音楽を再生できます。接続もすぐにできますので、自分の好きな音楽を楽しみたい人にはおすすめの機能です。・WI-FI
インターネットに接続できるので、好きな動画や音楽を再生したい人におすすめです。あとはインターネットラジオの試聴も可能です。いずれもパソコンで試聴するより格段に音の幅が広がります。機能
ホームシアターのサラウンド効果を存分に楽しむために、いくつかの機能もチェックしておきましょう。・サウンドフォーマット
サウンドフォーマットとは、CDやDVD、ブルーレイディスクの再生に対応するフォーマットのことです。よくあるのはDOLBY社やDTS社のもので、「DOLBYーDIGITAL」「DTS-HD Master Audio」などがそれにあたります。このようなフォーマットが内蔵されていると、CDなどに記録されている映像や音声を高いパフォーマンスで楽しめるのでおすすめです。
・ハイレゾ
ハイレゾとはハイレゾリューション(高解像度)のことです。ハイレゾ対応のものなら、そうでないものよりも出せる音質や音域が高くなります。よりクリアでリアリティのあるサウンドを求める人におすすめの機能です。・出力
出力は音の迫力の目安になります。「定格出力」は連続出力できるワット数、「最大出力」は瞬間出力の最大ワット数がわかります。各商品を比較する場合の参考にしてくださいね。ここからはおすすめのホームシアターを「コスパの高い」、「映画鑑賞のおすすめ、「音楽鑑賞におすすめ」の順に紹介していきます。
2万円以下の高コスパなホームシアターTOP3
3位 MAXER 3.1ch アンプ内蔵マルチメディアスピーカーシステム NEO TOWERNEO TOWER MTOW-NEO
参考価格 | \16,783 |
チャンネル数 | 3.1ch |
Bluetooth対応 | ✕ |
Wi-Fi対応 | ✕ |
サラウンドフォーマット | ✕ |
ハイレゾ | ✕ |
出力 | 総合22W(ウーファー:16W,フルレンジ:2W×2,センター:2W) |
2位 Olasonic 薄型テレビ用高音質スピーカー TW-D7OPT(B)
参考価格 | ¥16,800 |
チャンネル数 | – |
接続 | 光デジタル |
Bluetooth対応 | ✕ |
Wi-Fi対応 | ✕ |
サラウンドフォーマット | ✕ |
ハイレゾ | ✕ |
出力 | 20W |
1位 SONY ホームシアターシステム BDV-EF1
参考価格 | ¥20,000 |
チャンネル数 | 2.1ch |
接続 | HDMI(ARC対応)・光デジタル・アナログ |
Bluetooth対応 | ○ |
Wi-Fi対応 | ✕ |
サラウンドフォーマット | DOLBY TRUEHD |
ハイレゾ | ○ |
出力 | サラウンド:80W,ウーハー:70W |
映画鑑賞におすすめなホームシアターTOP3
3位 ヤマハ TSS-15(W) CinemaStation ホームシアターシステム ホワイト
参考価格 | ¥26,800 |
チャンネル数 | 5.1ch |
接続 | 光デジタル・同軸端子 |
Bluetooth対応 | ✕ |
Wi-Fi対応 | ✕ |
サラウンドフォーマット | DOLBY DIGITAL |
ハイレゾ | ✕ |
出力 | スピーカー:6W×5,ウーハー:18W |
2位 Pioneer 5.1ch サラウンドシステム HTP-S363
参考価格 | ¥59,800 |
チャンネル数 | 5.1ch |
接続 | HDMI(ARC対応)・光デジタル・同軸・アナログ |
Bluetooth対応 | ○ |
Wi-Fi対応 | ✕ |
サラウンドフォーマット | DOLBY TRUEHD |
ハイレゾ | ✕ |
出力 | サラウンド:100W,ウーハー:40W |
1位 ONKYO シネマパッケージ2.1ch/ハイレゾ音源対応/4K対応/AirPlay対応ブラック BASE-V60(B)
参考価格 | ¥44,372 |
チャンネル数 | 2.1ch |
接続 | HDMI |
Bluetooth対応 | ○ |
Wi-Fi対応 | ○ |
サラウンドフォーマット | DOLBY ATMOS |
ハイレゾ | ○ |
出力 | 各チャンネル:80W |
音楽鑑賞におすすめなホームシアターTOP3
3位 Bose CineMate 130 home theater system シネメイト130 ホームシアター システム
参考価格 | ¥127,605 |
チャンネル数 | 1.1ch |
接続 | HDMI(ARC対応)・光デジタル・同軸 |
Bluetooth対応 | ✕ |
Wi-Fi対応 | ✕ |
サラウンドフォーマット | DOLBY DIGITAL |
ハイレゾ | ✕ |
出力 | Acoustimass:150W,コンソール:60W,サウンドバー:60W |
2位 SONY ホームシアターシステム BDV-N1WL
参考価格 | ¥135,800 |
チャンネル数 | リニアPCM(2ch/5.1ch/7.1ch) |
接続 | HDMI(ARC対応)・光デジタル・同軸 |
Bluetooth対応 | ○ |
Wi-Fi対応 | ✕ |
サラウンドフォーマット | DOLBY TRUEHD |
ハイレゾ | ○ |
出力 | フロント:155+155W センター:155W サラウンド:90+90W サブウーファー:155W |
1位 JBL BAR 3.1 センターチャンネル搭載 3.1chホームシアターシステム 4K Ultra-HD
参考価格 | ¥58,203 |
チャンネル数 | 3.1ch |
接続 | HDMI(ARC対応)・光デジタル・同軸 |
Bluetooth対応 | ○ |
Wi-Fi対応 | ✕ |
サラウンドフォーマット | 4K Ultra-HD |
ハイレゾ | ✕ |
出力 | 総合:450W |