よく使う機能別!オーブンレンジの選び方
まず、オーブンレンジとは電子レンジの温める機能とオーブンのような焼く機能を兼ね備えた器具のことです。一人暮らしを始めるにあたって、電子レンジとトースターをわざわざ買うのももったいないと思う人、もっと素材を活かした調理を楽しみたいという人、自宅で手軽にお菓子作りをしたい人、などなど様々な理由でオーブンレンジは電子レンジよりも値段がお高めのことが多いのにもかかわらず、人気の家電となっています。オーブンレンジは値段に比例してどんどん性能が上がっていき、コスパの良し悪しはあるとしてもやはり価格が高いものを選んだほうがまず間違いはありません。とは言え、多機能オーブンレンジを買ったのにその機能をほとんど使わないというのはそれこそ勿体ないと思うので、自分がどのようにオーブンレンジを使うかシミュレーションをしたうえで必要な機能が充実したものを選びましょう。
◎オーブンレンジの使い方の例
①弁当や惣菜を温める機能や肉の解凍機能
②お菓子やパンを焼きたい
③オーブンレンジを使って肉、魚、野菜の調理をしたい
他にも用途はあると思いますが、この3つのうちどの機能をメインにして使用するか考えてみましょう。
①をメインにしたい人
…この機能のみを利用するならば単機能電子レンジでも十分なのですが、このタイプで自動あたため機能を使いたい人はは電子レンジのセンサー方式に注目しましょう。電子レンジのセンサー方式は主に3つありますが、最も温めムラが少ないと定評があるのは最新の赤外線センサーを搭載したものや、2つ以上のセンサーを使っている製品です。
・重量センサー:テーブルに乗っている食品の重さを測って、それを基準に加熱時間を決めているタイプのオーブンレンジ。食品単体ではなく皿の重さも一緒に測定されてしまうため、温めすぎてしまいがち。一方、肉の塊をラップにくるんだまま解凍するなどのお皿を必要としない調理をする人なら問題なく使える。
・温度(湿度)センサー:電子レンジ庫内の温度(湿度)を基準に加熱時間を決めるタイプのオーブンレンジ。ラップの有無や食品の水分量によって加熱時間が早まったり延びたりしてしまうことがある。
・赤外線センサー:食品の内部や表面の温度を読み取ってそれを基準に加熱時間を調節してくれるオーブンレンジ。機種によっては加熱ムラをなくすために一部分だけを集中して加熱する機能も搭載されている。
②をメインにしたい人
…このタイプの人は、オーブンレンジの発酵機能や温度調節機能に注目しましょう。また、庫内が広く2段調理ができるタイプのものが人気です。ケーキなど高さがあるものしか焼かないという人は1段でも十分ですが、2段あるとクッキーなどを一度にたくさん焼くことができます。頻繁にお菓子やパンを焼く人であれば、スチーム機能付きのものを選ぶとバリエーションが広がりますよ。
③をメインにしたい人
…このタイプの人は、各メーカーごとに異なる加熱方式に注目しましょう。魚が美味しく焼ける炙り焼き機能や野菜のビタミンCを加熱時に逃さない機能など、各メーカーごとにこだわりの機能が搭載されています。また、スチーム式のものは肉や魚の栄養素を残したまま余分な油や塩分をカットしてくれるので、健康に気を遣っている方にもおすすめです。自動調理メニューが充実していると忙しい日でも簡単に自炊ができるのでとても便利です。
◎オーブンレンジのサイズ
お家でオーブンレンジを置く場所を決めているのであれば、サイズをきっちりと計っておきましょう。一般的に、1~2人であれば30L以下、3人以上もしくはお菓子作りを頻繁にする家庭であれば30L以上のサイズが使いやすいようです。
おすすめのオーブンレンジ10選
選び方のポイントについてまとめてみたところで、次はおすすめの商品の紹介です。今回は、4万円以内で購入できるオーブンレンジを集めてみました!庫内のサイズ、年間消費電力、センサー方式、温度調整機能などについて簡単に記載していますので、気になったものを比較してみてくださいね。
<コスパ高め!シンプルな機能+コンパクトなオーブンレンジ>
1.日立/オーブンレンジ MRO-NT5
2.Panasonic/オーブンレンジ エレック NE-MS264-K
3.SHARP/オーブンレンジ トースト機能付き RE-S5E
4.TWINBIRD(ツインバード)/センサー付フラットオーブンレンジ DR-E852W
こだわりたい人向け!高性能スチームオーブン