本屋に立ち寄って思わず買ってしまった本、自宅で山積みになっていませんか?
また、収納スペースは十分あるけれど、もっとおしゃれに本を置いておきたいと思っていませんか?
今回は、機能的かつ洗練された本棚をご紹介いたします。
部屋や本の数に合わせた本棚の選び方
まずは、本棚にどのような種類があるかざっくりと説明していきます。
どの本棚が自分のイメージする部屋にぴったり合いそうか、想像しながら考えてみてください。
Ⅰ.機能性重視の「収納する」本棚
◎棚式
ベーシックな棚タイプの本棚で、高さや奥行きは製品ごとにまちまちです。
文庫本専用やコミック本専用の本棚などもあるので、所有している本のサイズが揃っている人なら最小限のスペースで収納することが可能です。
◎薄型
奥行きが文庫本一冊~コミック一冊分ほどしかないので、部屋のスペースを圧迫することなく沢山の本を収納できる本棚です。
天井付近までの高さのものもあるので、自分の部屋の天井やドアの高さなどをチェックしておきましょう。
◎回転式
柱を軸に棚全体が回転する本棚です。書店や図書館で見たことがある人も多いかもしれませんね。
棚式と違って横幅を大きくとらないので、省スペースの本棚とも言えます。
また、本の出し入れが簡単にできるので本を読み返す習慣がある人には便利かもしれません。
◎スライド式
本を前後の棚に収納することができるので、無駄なくたくさんの本を入れられる本棚です。
◎傾斜型
一番下の段から上の段にかけて徐々に奥行きが短くなっていくタイプの本棚です。
文庫本やコミック、大判の本や絵本など様々な大きさの本をひとまとめにして収納したい人におすすめです。
◎コーナー型
部屋の角に置くことを想定して作られた本棚です。回転式のもの(4面収納)と固定されたタイプ(2面収納)があり、部屋に合わせたデッドスペースの活用が可能になります。
◎隙間活用型
小さいボックスタイプの本棚です。サイズ展開が豊富で、他の家具の隙間などちょっとしたスペースにぴったり収まる製品を探すことができます。
☆あると便利な機能
・扉付き
本をホコリなどの汚れから守ってくれたり、地震の揺れで本が飛び出すのを防いでくれます。
少し高価な本棚についていることが多いです。
・可動式
キャスターが棚の下に取り付けてあり、本が入った重い状態の本棚でも移動することができます。
掃除の時の手間が減り、模様替えも気軽にできるようになります。
本棚を移動するときに床を傷つけたくないという人にもおすすめです。
Ⅱ.おしゃれに見せたい!「見せる」本棚
◎オープン型
棚形のほかにツリー型のものなどがあるデザイン性の高い本棚です。
背面が見えるので部屋との一体感が増し、スペースを広く見せる効果があります。
本をギチギチに詰め込むのではなく、余裕を持って置くことを想定した本棚なので、本の背表紙や表紙などをインテリアのように飾ることができます。
◎ウォールラック
壁に床板を設置することで、廊下や部屋のちょっとしたスペースに本を置くことができるようになります。
壁に穴を開けなくてもとりつけられるタイプの製品もあり、マンションなどでも気軽に使えるようになっています。
◎ディスプレイ型
リビングなど日常を過ごす生活空間に溶け込みやすく、おしゃれな雰囲気を演出することができる本棚です。
絵本を表紙が見えるようにして置くと、子どもが自分で興味を持って本を選ぶことができそうですね。
テレビ台などと一体化しているものもあり、本以外のものを飾って楽しむこともできます。
〜スペース別!本棚の選び方
では次に、本棚の大きさと部屋の大きさの関係について考えていきましょう。
本棚以外の家具の位置を簡単な見取り図に書き込んで、本棚に最大でどれくらいのスペースを確保できるかシミュレーションしてみてください。
◎単身用-1Kや1LDKの部屋
ベッドや他のインテリアを設置するだけで大部分のスペースが埋まってしまうことも考えられます。その場合、家具の隙間やデッドスペースを活かした収納も考えるべきでしょう。
また、本棚の幅や高さなどを念入りにチェックしておきましょう。
おすすめの本棚タイプ:薄型、スライド式、コーナー型
◎ファミリー向け-2LDK~3LDKの部屋
総スペース量が多いので大抵の本棚を設置することができます。一方で、他のインテリアを含めた部屋全体のバランスに注意してデザインや大きさを選ぶ必要があります。
部屋ごとの雰囲気やテイストに合わせた本棚を選ぶとぐっとおしゃれな空間になりますよ。
子どもがいる場合は、絵本などを収納できるよう奥行きや幅に余裕があるものやオープン型がおすすめです。
おすすめの本棚タイプ:回転式、傾斜型、オープン型
◎ファミリー向け②-一軒家
大きな本棚を購入して本を詰め込んでもいいのですが、マンションの部屋よりもずっと広い空間を使えるので、それを活かした収納を考えてみるのもおすすめです。
また持ち家の場合は、家族が利用しやすいようにDIYで特別感のある本棚を作るのもよいですね。
おすすめの本棚タイプ:傾斜型、回転式、ディスプレイ型
いかがでしょうか。それぞれの部屋に合った本棚のタイプについてわかったところで、いよいよおすすめの本棚について紹介していきます。
機能的なおすすめの本棚10選
1.アイリスオーヤマ/ラック スペースユニット
2.YAMAZEN(山善)/回転コミックラック5段
3.白井産業(Shirai)/PORTALE(ポルターレ)壁面収納キャビネット幅60㎝
4.Frama Furniture/低ホルムアルデヒドシングルスライド書棚
5.クロシオ/薄型文庫書棚-幅60㎝
6.JAJAN/キャスター付きコミックラック2台セット
7.ワイエムワールド/ディスプレイラック書棚2個セット
8.LOWYA/スライド&ディスプレイブックエンド
9.SUPERJARE/9-Shelf Tree Bookstand
10.Coaster Home Furnishings/Casual Black Asymmetrical Snaking Bookcase
インテリアとしての本棚 -おすすめ紹介記事まとめ
今まで見た中に、気になった本棚はありましたか?本棚を買おうと思うきっかけはひとそれぞれだと思いますが、なかなか大きな買い物ですのでじっくり考えていただきたいと思います。
筆者は学生時代に一人暮らしを始めるタイミングで最初の本棚を買ったのですが、手持ちの本のサイズをよく確認しないままに適当に本棚を選んでしまったことをしばらく後悔することになりました。
サイズが合わない本棚に無理やり詰め込むと本が傷んでしまうおそれもあるので、よく確認しましょう。
また、そこまでたくさん本を持っていないという人でも、この記事で紹介したディスプレイラックのように本以外のものを収納できる棚を置くと家の中がスッキリ片付きますよ。
あなたの部屋に最適な本棚が見つかれば幸いです!