「そもそもゴルフボールの違いが分からない」「景品ではどのゴルフボールがおすすめなの?」などとお悩みのあなた。まず、いろいろなゴルフボールの特徴や違いをご理解いただき、その中でさまざまな特徴を持つ海外で人気のゴルフボールをご紹介します。是非ゴルフボール選びの参考にしてください。
ゴルフボールの選び方
ここでは初級者と中級者のレベルに応じたゴルフボールの特徴を説明します。クラブ選びはゴルフショップの店員さんや試打をすることで慎重に選んでいるかと思いますが、ゴルフボールは安さで選んでいる方も多いのではないでしょうか。ゴルフボール1つとってもいろいろな特徴があるので、自分のレベルやプレースタイルに合ったゴルフボール選びの参考にしてください。
(注:ここではスコアでレベル分けをしています。初級者スコア:120以上/中級者スコア:100前後)
初級者向けのゴルフボール選びのポイント
初級者がゴルフボールを選ぶ際、重要視すべきポイントは『紛失し辛い(曲がりにくさ)』と『価格』です。ゴルフを始めて間もないころは、プレー中にどうしてもゴルフボールを失くしてしまいがち。それ故に、どうしてもゴルフボールは消耗品となってしまうので、『紛失し辛い=曲がらない』且つ低価格のゴルフボールの使用をおすすめします。なお、低品質のゴルフボールは1個約300円、高品質のゴルフボールは1個500円以上。
Nitro Maximum Distance (ニトロ マキシマム ディスタンス)12個入
ニトロ製のゴルフボールは、ゴルフ初級者の方々にとってはあまり聞きなじみのないのではないでしょうか。こちらのゴルフボールは1個約75円(送料別)で海外では人気のゴルフボールです。とても低価格でありながら、内部に超反発チタンを使用しており、クラブからの力を最大限ボール伝える構造になっています。
加えて、空気抵抗を考えたディンプル(ボールの小さな凹凸)で、抵抗を減らすことで飛距離がでるように設計。ボールが高く上がってしまいますが、曲がりにくいのが特徴です。
1個約75円という値段も初心者にとって嬉しい価格です。オレンジ以外に黄色・ピンク・白色も同価格ですので、お好きな色のボールをおすすめ。
旧モデルが狙い目!SRIXON DISTANCE(スリクソン ディスタンス)
ゴルフクラブ同様、ボールも日々進化しています。そのため、最新モデル発売に伴い、旧モデルの価格が下がります。ゴルフボールを購入する際は、そのモデルの最新版を調べたうえで旧モデルの購入をおすすめします。1つの手間で価格が大幅に変わるため、買い溜めをしても良いでしょう。商品自体もスピンがかかりにくい上に打感も柔らかい設計となっており、初級者に人気のゴルフボール。こちらは1個約140円(送料別)です。
なお、同じくSRIXONの『AD333』も初級者向けに設計されており、DISTANCEとほぼ変わらぬお手頃な価格で購入することができます。
TaylorMade DISTANCE+(テイラーメイド ディスタンス)
テイラーメイドから発売されているこちらの商品も初心者向けであり、安定の人気を誇る商品。打球の曲がりの抑制や空気抵抗を減らすことで、このボールは「真っすぐなら飛ぶ。曲がれば飛ばない。」と感じる方も多くいます。ゴルフ中級者の愛用者も多くおり、商品使用者の満足度が高く、人気の商品です。
1個約150円(送料別)ながら、そのデザイン性も評価されており、これまで中古品を使用していたゴルフを始めたばかりの方にはおすすめの商品です。
SPALDING Tourcomo Super-VX(スポルディング ツアーコモ スーパーVX)
ゴルフボールの性能を検査する際は主に自社メーカーのクラブを使うので、ゴルフボールを選ぶ際は自分が使っているクラブと同じメーカーのものを購入するという選び方もおすすめ。そのため、スポルティング製のゴルフクラブをお使いの方にはこのゴルフボールを試してみてはいかがでしょうか。こちらの商品も1個約70円(送料別)と低価格な商品。日本ではあまり馴染みがないように思われますが、海外では人気のゴルフボールです。
中級者向けのゴルフボール選びのポイント
スコアが100を切る中級者になると、ゴルフボールによって飛距離が変わったり打感の違いを感じたりする方は多くいます。中級者がゴルフボール選びに重視すべきポイントは『ディスタンス系orスピン系』と『ヘッドスピード(硬さ)』です。ご自身のスイングスピードに適した硬さで、飛距離の出やすいボールかグリー周りに適したゴルフボールをお選びください。
今回はアイアンの人気3社(ミズノ、タイトリスト、ブリジストン)のゴルフボールを紹介。最後に、ゴルフボール選びの基準は今回ご紹介する選び方以外にも多くの要素が挙げられます。今回はシンプルな基準を採用している旨、ご了承ください。
スピン系で飛距離も確保できる!ミズノ製MP-S
最近では、ミズノのゴルフボールといったら世界最多ディンプルのJPXシリーズのゴルフボールを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。とても人気のあるJPXシリーズはディスタンス系なため、とにかく飛ばしたい方におすすめのボールですが、グリーン周りを重視する方は、ミズノのスピン系のMP-Sがおすすめ。
これまで他のディスタンス系を使っていた方でも、ソフトな打感を感じつつ、グリーン周りでスピン性能の良さを感じることができるでしょう。
3ピース構造で弾道も確保しているため、飛距離の心配も不要。ヘッドスピードは38/s以上あり、打感をキープしたい方には人気のあるボールです。
海外でもファン多数!タイトリスト製Pro V1
タイトリスト製のPro V1はディスタンス系でありながら、スピン量を確保できるゴルフボールで日本のみならず、海外でも人気があります。「飛距離は問題ないが、もっとアプローチのレベルを上げたい」と思っているあなた。このボールならスピンコントロールのしやすさを感じることが可能です。
このシリーズの前作より、少し弾道を高く設定されている点もおすすめポイント。これまで短距離の寄せが苦手だった方も、このボールで一歩上のショットが実現するでしょう。グリーン上でも打感に差がなく、このボールの愛用者も多数います。
飛距離と直進性を極めるなら!ブリジストン製e6 SOFT
ブリジストン製のe6 SOFTは、ディスタンス系で飛距離と直進性を極めるには最適なゴルフボール。柔らかい打感でありながら、ドライバーとロングアイアンではスピンが出過ぎないように設計されており、ボールも真っすぐ飛んでいくため、ブリジストンファンにはとても人気のあるゴルフボールです。
それに加え、このボールはティーからグリーンまでの全てのショットを意識して作られたため、グリーン周りでもディスタンス系ということを意識せずにプレーすることができます。
ゴルフボール選びのポイントまとめ
HC(ハンディキャップ)がシングルやスコアが80前後上級者にもなると、スピン系のお気に入りのゴルフボールがある方も多いです。そのような方に2018年7月現在の最新のゴルフボールを紹介します。初級者の方も上級者の方も悩みの種が無くならないのがゴルフ。是非いろいろなボールを試して、よりお気に入りのゴルフボールを見つけてください。